広島お好み焼ってなぁに?

「お好み焼」には、広島風・関西風・東京風(もんじゃ焼)と3種類あります。

この3種類の大きな違いは、焼き方にあります。

関西風・東京風は、具と生地を混ぜてから焼く、まぜ焼き。

広島風は、生地の上に具材を重ねていく、重ね焼きです。

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1945年8月6日、広島に原爆が投下され、第二次世界大戦が終戦を迎えました。

戦後、焼け野原となった広島は、食糧難に苦しみました。

広島の「おかあちゃん」たちは考えました。

アメリカ駐在軍から支給された少量のメリケン粉(小麦粉)を水で溶いて薄く延ばして焼き、その上に観音ネギをまぶして一緒に焼いたネギ焼きのようなものが、最初の広島焼です。

その後、ネギよりも安くてボリュームのあるキャベツが使われるようになり、今の広島焼の形が生まれました。

当店のお好み焼きにはもちろん肉も卵も入っておりますが、昔は野菜とそばだけ、あるいは野菜だけ、といったことも珍しくはなく、昭和40年代ごろまでは、家から卵や肉をお店に持って行って入れてもらうこともありました。

現在では広島県内に2000軒あるといわれているお好み焼屋ですが、その中に「〇〇ちゃん」という屋号が多く存在しています。戦争や原爆で夫を亡くした「おかあちゃん」が、自宅の土間を改造して店を始めた名残とされています。

広島の「おかあちゃんたち」が考えた、本場広島お好み焼の味を、ぜひご賞味ください。